エヌシーバス郡山営業所 班長
人々の生活に欠かせない大切な「移動」を、より大きい車で。
前職はタクシー会社に勤めていました。もともと乗り物が好きで、人の移動に関わる仕事に興味があり大学卒業後に新卒入社。タクシーの乗務をしているうちに、より大きい車を運転してみたい、より多くのお客様に乗車していただきたいと思うようになり、憧れていたパス運転者を目指しました。奈良交通を選んだ理由は、正社員であることと、安定感のある近鉄グループの一員として働きたかったからです。2019年にキャリアアップドライバーで入社したものの、AT限定の免許からのスタートでしたので本当に大変でした。でも、研修センターでの担当の先生から「上達したね」と褒めてもらえたときはうれしかったです。入社後、オンオフ問わず安全への意識がより一層高まりました。
自分自身を俯瞰して体調とメンタルの管理に気を配っています。
現在、エヌシーバス郡山営業所にて小型バス運転者として勤務。運行助役の推薦で任命いただいた班長も務めさせてもらっています。仕事をするうえで、特に心がけているのは、体調管理とメンタル管理です。運転者として接客や安全運転を行うにあたり、精神面での疲労は正直少なくありません。幸いなことに当社は福利厚生がしっかりしており、長期休暇も取りやすいので、休みの日を上手に使い、リフレッシュしています。先日も休暇を取得して北海道を満喫してきました。また、自分でも自覚しているのですが、慌てやすい性格で、慌ててしまうとミスしがちなタイプです。そうした私自身の性格と向き合い、ひと息ついて、まずは落ち着いて行動するように努めています。
将来は乗合バスの花形、特急バスの運転者や運行管理者を目指したい。
公道上で一番高位である大型二種免許を保持し、多くのお客様の命を預かり、大きなパスのハンドルを握ることは大きな責任が伴います。それだけに、安全に何事もなく一日の乗務を終えると大きな達成感に包まれます。またお客様からの感謝は非常にうれしく、「ありがとう」だけではなく、名前を覚えていただいたりするのは日々の励みになっています。これからの目標としては、まず小型バスの次のステップである中型バス・大型バスへの登用です。バスのサイズが大きく変わるので、慎重に安全運転で挑みます。将来的には乗合バスの花形である八木新宮特急バスの運転者、そしてさらに経験を積んで運行管理者も目指していきたいです。
正直、想像以上に大変な仕事です。全国的にバス運転者が不足しており、そうした状況に拍車がかかっています。でも、バス運転者はバスという社会のインフラを支え、なくてはならない大切な仕事で、決してなくなってもいい職業なんかではありません。バス業界を取り巻く環境が厳しさを増す中において奈良交通は年齢の若い運転者が比較的多いと思います。若さは大きな武器、職場で重宝がられます。実際に職場の人間関係は良好で、仕事もやりやすいです。「興味はあるけど、経験が…」と躊躇されている若い世代の方、お待ちしています！
